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Common Europe Congress 2023|イベント出展レポート #1  概要編

2023.07.18

Common Europe Congress 2023への参加とその概要

みなさん、こんにちは。今回は、6月11日~14日に開催されたCommon Europe Congress 2023に参加してきましたのでイベントレポートをお届けします。
参考|Common Europe Congress 2023 イベントサイト

Commonは、ユーザー、パートナー、IBMが一堂に会するコミュニティです。まさに日本でいうIBMユーザー研究会のようなものです。アメリカやヨーロッパ各国に存在しており、今回参加したイベントはヨーロッパ主体のイベントでした。IBMや関連ソリューションにフォーカスしながら、ITについての経験や情報を交換する機会が提供されています。イベントは4日間にわたり開催され、日本で開催されていたiSUCと似ています。
参考|Common Europe ホームページ

日本から途中イスタンブールでトランジットをし、15時間ほどのフライトを経て現地プラハに到着しました。会場はプラハ中心地から電車で20分ほど離れた場所にあります。

今回の会場のウィーン ハウス ディプロマット プラハ

会場とスケジュールの詳細

セッションは終日実施されており、セールス向けとエンジニア向けなど豊富に用意されています。2日目と3日目には展示Expoが開催されます。Commonよりイベントスケジュールサイトが提供されており、自分で簡単にコマ組みをすることができます。興味のあるセッションをクリックするとセッション概要、日時、場所、スピーカーがわかり、参加者の情報も確認できました。
参考|Common Europe Congress 2023: イベントスケジュール

スケジュールサイトに掲載されているセッション紹介ページ

イベントのハイライトと交流の場

初日の夜にはWelcome ReceptionがExpoエリアで開催され、食事をしながらブースを見学することができます。参加者同士の交流の場となりました。3日目の夜にはCongress Dinnerが開催され、Expoエリアで抽選会が開催されたり、プラハの名所である市民会館で立食パーティーやピアノのコンサート、スメタナホールのガイドなどが行われ、各国からの参加者が楽しむことができました。

イベントの様子はイベント公式YouTubeでご覧いただけます。(私たちも少しだけ映っているので是非探してみてください・・・笑)

オムニサイエンスの出展と講演

私たちオムニサイエンスもスポンサーとしてイベントへ参加し、Expoへの出展および講演を行いました。ブースではIBM i API連携ツール「API-Bridge」とPower Virtual Server 総合支援サービス「PVS One」の展示を行い、講演では菅田が「API-Bridge」およびIBM i ユーザー向けB2Bプラットフォーム「NextB2B」についてご紹介し、さらに下野が日本のIBM i トレンドについて発表しました。こちらの詳細については次のブログでご紹介しております。是非ご覧ください。

セッションの様子(菅田・下野)

Expoや講演の反響は非常に大きく、特にAPI-Bridgeのデモ動画をスクリーンに流すと、英語での説明が必要なく、参加者の方々が大体の内容を理解してくれたことに驚きました。API-Bridgeの利用者目線で使いやすく、何をしているのかがわかりやすいと評価していただき、実際に使用してみたいという意見も多く聞かれました。

IBM Campionの記念撮影会(下野、菅田が認定されています)

イベントへの参加による成果と感想

このようなグローバルなイベントで、オムニサイエンスの開発陣が開発したソフトウェアが評価されたことは、私たちにとって自信となりました。日本のお客様からの要望を受けながらも、グローバルなお客様にも採用され、そのフィードバックを基に新機能を提供し続けることが、オムニサイエンスのソフトウェアの価値を高めることにつながると感じています。これからもIBM iユーザーの次の時代をお客様と共創していくために、頑張りたいと思います。

Common Europe Congress 2023への参加は、交流や情報共有の機会を提供してくれる素晴らしい場でした。次回のイベントも楽しみにしています。