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(2/6)【製造業・物流業向け】「基幹システム × API 連携」生成AI連携から受発注効率化・在庫最適化まで

2024.11.26

このウェビナーは、基幹システムを軸とした業務改善とサプライチェーンの効率化の支援を行う MONO-Xと、API連携に関して長年様々な製品開発をしてきたIBM社の2社でお届けします。このブログを通して、ご自身の業務に照らし合わせAPI連携がどのように活かせるのかぜひイメージしてみてください。
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弊社は、基幹システムと外部アプリケーションとのシームレスな連携を支援するためのソリューション「API-Bridge」を提供していることもあって、APIと基幹システムの連携についてお客様から多くのご相談をいただきますが、連携方法は大きく分けると3つのパターンに分かれると考えています。

まず1つが「基幹ロジックの活用」です。基幹側でCOBOLとかRPGのロジックを持っていて、そのプログラムロジックを外部から使いたいというパターン。

2つ目が、基幹のデータをAPIというプロトコルで連携したい、転送したいという「基幹データ取込」のパターン。

最後が「取引先間 API連携」で取引先間でAPIを準備して、受発注とか在庫の確認をスムーズにするというパターンです。それぞれどういったユースケースがあるのか、順番にみていきます。

パターン1:基幹ロジック活用

まず1つ目の「基幹ロジック活用」です。こちらは一番ご相談いただいていて、プロジェクトとして進む確率が非常に高いパターンです。基幹システムのアプリケーションを何らかのフロントエンドのWEBアプリケーション(もしくはドットネットのアプリや場合によってはExcelなど)に使いたい場合の活用方法です。

基幹システムのアプリケーションの中でも、例えば、納期計算のロジックを使いたいとします。納期計算のロジックは、お客様によって優先度なども異なるとは思いますが、在庫のデータベースを見に行って、営業日のデータベースに行って、顧客データベース見て、場所によって配送区分が異なって・・のようなロジックが組まれているケースがあると思います。

こういったロジックをWEBアプリ側でも作るとするとかなり複雑なことと、同じようなロジックを重複してメンテナンスするのは結構大変なので、ここで「API 連携をしたい」というご相談が多くなっています。

行き着くところ、一番のメリットは人の役割分担ができるところ

ここでお伝えしたいのは、API化推進の一番のメリットは、結局のところ人の問題に行き着くのかなということです。いざ、基幹システムとフロントエンドの開発を密に連携したものを作ろうとしたときに、基幹システムのCOBOLとかRPGとWEBアプリの両方扱える技術者は非常に少ないと思います。

そこをAPIで分けることで、WEBアプリ側の技術者、基幹側はCOBOLの技術者とかで完全に役割分担を分けることで、それぞれの技術者が比較的育成しやすくなるといったところもあります。

実際に外部からSQLで基幹のデータをうまく使えるようにしようといったプロジェクトの進め方よりも、間にAPIを挟むことによって役割分担が楽になって工数を削減されたというお客様の例もあります。さらに、API 化によって、メンテナンスも楽になり、専任のスーパーマンのような方に依存しないプロジェクトを進められるようにもなっています。

続きは次回のブログへ

▼「API-Bridge」についての詳細は以下リンクをご覧ください。
API-Bridge公式サイト
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