サービス全般
本日は、PVS One のよくあるご質問10個にお答えしていきます。
カテゴリーごとに分かれておりますので、ぜひご覧ください。
1. PVS OneとはMONO-X独自のクラウド環境ですか?
回答:いいえ、 PVS Oneで提供するクラウド環境はIBM社が管理・運用するIBM Cloudです。PVS OneはIBM社が提供するIBM Cloudの利用を支援するためのパッケージです。パブリッククラウドであるIBM Cloudは、誰でも自由に利用できる一方で、構築や運用のスキルが求められます。
2. PVSは本番環境として利用できますか?
回答:はい、 PVSは本番環境として利用できます。弊社PVS Oneを採用いただいているお客様の9割以上は本番環境です。本番以外の用途としては、開発環境、DR環境、PVSへのリフトのPoC環境として利用されています。
3. PVS は高いと聞いてますが本当ですか?
回答:いいえ、 正しくサイジングすれば、高額なサービスではありません。PVSが高いと誤解される主な要因は、1、サイジングが不適切、2、比較対象が不適切 の2点が挙げられます。
4. オンプレミスのOSライセンスは持ち込めますか?
回答:いいえ、 PVSにはオンプレミスのOSライセンスは持ち込むことはできません。OSライセンスはIBMによって提供されます。(PVSの利用料にライセンスの使用権が含まれています。)
実行環境
1. PVSで日本語環境は使えますか?
回答:はい、 日本語環境(55026/5035/1399)でご利用いただけまただし、PVSで標準提供されているIBM i の環境は英語のみ(2924/2984)です。PVS Oneサービスでは1次言語を日本語に変換して提供します。
2. PVSで使えるのは5250エミュレーターだけでしょうか?
回答:いいえ、PVSではIBM i がサポートしているU/Iは制限なく使えます。5250エミュレーター、Web、ハンディ、データ転送、FTP、SSH、ODBC、JDBC、プリンターセッション、など PowerサーバーおよびIBM i はオンプレ環境と全く同じです。
3. 物理テープは使えますか?
回答:いいえ、物理テープはPVSでは使えません。物理テープの代わりに以下の方法があります。
1)DtoDバックアップ:OS仮想テープ機能 or SAVFでOS内にバックアップを取得
2)FalconStor VTL:PVSで利用可能なVTLアプライアンス。IBM i からはTAPMLBxx(テープライブラリー)として利用可能
※MONO-Xでは1のDtoDバックアップをより使いやすくするツールPVS One R2を開発中です。PVS One R2はバックアップの取得とリモートへのバックアップデータコピーを簡単に行うことができます。
運用
1. PVSに移行したら今後のバージョンアップが不要になりますか?
回答:いいえ、PVSに移行後も定期的なバージョンアップ、ハードウェアの更新が必要になります。ただし、高度に仮想化されたPVS環境では、変更が容易になります。
※バージョンアップやハードウェア更新に関わるPVSのインフラ作業は、PVS One Managed Serviceでご支援します。
2. シャットダウンしておけば課金されませんか?
回答:いいえ、 PVSはOSの稼働状態に関わらず課金されます。課金を停止するためには、インスタンスの削除が必要になります。
(例えば、検証区画などで長期間(1ヶ月以上など)利用しない場合は、フルバックアップを取得してインスタンスを削除、必要な時にバックアップからインスタンスの再作成は可能です。)
3. IBM Cloudのサポートは英語だけというのは本当ですか?
回答:はい、IBM Cloudサポートは英語でのチケット起票や、コミュニケーションが必要です。
IBM Cloud サポートは24時間365日利用できます。
グローバルチームで運用している為、スムーズなサポートのためには英語が推奨です。
PVS Oneにご契約のお客様はMONO-Xの社員がお客様に代わってチケットを起票し、IBM Cloud サポートとコミュニケーションをとりながら課題解決にあたりますので安心してPVSをご利用いただけます。
以上がPVS One のよくあるご質問10個でございます。
その他、ご質問や不明点がございましたら公式サイトをご覧ください。
また、オンライン相談も受け付けておりますので、是非ご利用ください。
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PVS One 公式サイト
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