皆様、南海トラフの注目が高まっていることもあり、改めてデータの災害対策が注目を浴びています。今日は、今のクラウド・テクノロジーをいいとこ取りした、月額5万円から始められる IBM i データDRソリューションの紹介です。
まず、これまで IBM i のDR対策と言えば、どんなものがあったか振り返りたいと思います。その方法は大きく2つです。
パターン①:HAツールによる同期:DR側ですぐに切り替え可能。
パターン②:夜間時点の物理・仮想のテープ・バックアップを DR側送付:データは最低限残したい。復旧はすぐに行う必要はない
②で人気ソリューションの一つは 仮想テープ装置 Data Domain でした。DataDomainは2台を長距離で同期を取ることが可能になります。最近は価格変更やIBM i 対応モデル変更もあり、経済的な選択肢でなくなってきているようです。
もう一つ、過去人気だった 災害時のソリューション i DR Express です。IBMが、災害時に指定の場所に予備機を持ち込んでくれる。というものです。かなり安価だったこともあり、数年前のサービス終了時は 惜しまれながら、サービス終息となりました。
今回、これらで実現してきたことを クラウドでやるというソリューションのご紹介です。これをご提供できるようになったのは、新しい2つのクラウド・テクノロジーのお蔭です。
テクノロジー①:S3準拠の大容量安価のクラウド・ストレージ。AmazonやIBM Cloudで稼働
テクノロジー②:API:IBM i からS3 のAPIを実行し、データを転送可能。
iDRは、あまりにも安いソリューションだったこともあり、なかなか後継サービスがありませんでした。しかし、クラウドにデータ・バックアップを取っていれば、災害時に IBM Cloudで PowerVSを利用すれば、その時だけ立ち上げることも可能です。
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