Rewrite the Standard.
NEWS新着情報
INFO
2025.08.15
IBM Power Virtual Server (PowerVS) の東京リージョン(TOK04)において、IBM i のソフトウェア・ライセンス費用を決定するプロセッサー・グループ「P05」が利用可能になったことを確認いたしました。これにより、特に小規模なワークロードにおけるクラウド利用のコスト効率が大幅に向上する可能性があり、IBM i ユーザーにとって重要な選択肢が加わったことになります。
IBM i のソフトウェア・ライセンス(OSや関連製品)の価格は、使用するプロセッサー・グループによって変動します。プロセッサー・グループは、システムの規模に応じてP05, P10, P20…と分類されており、「P05」は最も小規模なシステム向けの区分です。ライセンス費用を最小限に抑えられるため、多くの企業で採用されていますが、これまでPowerVSの小規模な環境では選択することができませんでした。
今回のアップデートにより、特定の条件下でPowerVS上でも「P05」を選択できるようになりました。この変更の最大の意義は、コストの最適化にあります。IBM i のライセンス費用だけでなく、プロセッサー・グループに基づいて価格が設定されている多くのISV(独立系ソフトウェアベンダー)のソリューションにおいても、ライセンス費用を削減できる可能性があります。
これまでコストの観点からクラウド化を見送っていた小規模な開発・検証環境、あるいは本番環境においても、PowerVSがより魅力的な選択肢となります。
こちらの詳細や活用のヒントは、【大阪】9月3日(火)・【東京】9月9日(水)開催の特別セミナー 「AI、ERP、IBM i で変える基幹システムの未来 ‐ IBM i Bootcamp 2025 Autumn」でも詳しくご紹介します!
この機会に、最新のIBM i 動向やAI・基幹システム連携の情報を一緒にキャッチアップしませんか?皆様のご参加心よりお待ちしております!
日程:9月3日(水)13時~(途中参加・途中退出 可能)
会場:日本IBM 大阪事業所 Innovation Studio OSAKA (中之島フェスティバルタワー・ウェスト 13階)
—————-
日程:9月9日(火)13時~(途中参加・途中退出 可能)
会場:日本IBM本社 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー31階